10/29の夜、『未来世代になってみる〜フューチャー・デザインと未来世代法の可能性』:高知工科大学フューチャーデザイン研究所 西條辰義先生のお話しを伺い、みんなで話しました。
未来世代法とフューチャー・デザインは車の両輪のようなもの。
未来基本法はどちらかというとトップダウン、フューチャー・デザインはボトムアップ、両方があって機能する、という西條先生のお話しは、
●人間がこの100年ちょっとの間に何をしてきてしまったか?:様々な循環のコントロールに失敗してきてしまっていること。
●何が問題なのか?
●将来可能性について
●様々な循環をコントロールするために、人のもつ将来可能性を育む社会の仕組みのデザインと実践がフューチャーデザインであること。
●イロコイ族の七世代先のことを考える話
●社会の仕組みを変えると結果が変わる、意識が変わる。その仕組みを提供するのがフューチャーデザインであること。
●未来世代になってみておこること、現世代から問題を捉えることと、未来世代になって話すことの違いなど
●仮想将来人になってみるとうれしいこと、けんかがおこらないこと
などなどを伺いました。
参加者のみなさんからは、
●フューチャーデザインは、今ここを生きることに加えて、未来世代という 違う視点を自分に招待していくことなんだろうなと思った。
●けんかしにくくなる、というのは希望だと思った。
●今の視点と未来世代という視点を両方持つことで、自分の中にけんかが起こるのではなくて、より高い視点でみつめるもう一人の自分の視点ができるってすごいと思った。
●岩手県矢巾町の事例など、すでに取り組まれているところがあってワクワクした。
●(岩手県矢巾市長の)「市民の意見はすばらしい」ってあり方がすばらしいと思った。
などなどの意見が出て、たくさん聞いてたくさん話した濃い時間になりました。
お越しくださったみなさま、ありがとうございました。
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フューチャー・デザインに関する情報については、下記サイトなどごらんください。
・フューチャー・デザイン研究所 WEBページ
http://www.souken.kochi-tech.ac.jp/seido/index.php
・先生のお話しの中にも出てきた、
「未来人になりきる。美穂子さんの場合」紙芝居(日本語)
・第7次矢巾町総合計画後期基本計画@岩手県
90ページにあるフューチャー・デザインの活用について
https://www.town.yahaba.iwate.jp/.../yahabasougoukeikaku7...
・高知県フューチャー・デザイン2050
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