Photo by Kazuya Hashiba

私たちの活動

「未来は、次の世代のものである」という意思のもとに、私たちの子供や孫やさらに続く未来世代が、健やかに人生を全うすることのできる環境や世界を、みんなでつくる。

●未来の時間のなかに、彼らの笑顔が輝いていることを願うと同時に、古の祖先である私たちが、彼らの幸福を祈っていたことが、具体的に伝わるような活動を、行っていく。

●国政での「未来世代委員会設置法」成立を目指し、国会での動きを応援し、広報その他後方支援をする。

●草の根の市民活動としては、地方自治体単位に「未来世代宣言」制定を目指し、働きかけを行う。

未来世代法とは、国や行政機関が何を決めるときも、「それは未来の世代の幸福につながる選択かどうか?」をチェックするよう求める法律で、2015年からイギリスを構成する国の1つ・ウェールズで施行されており、同様の法律を持つ国が20くらい、制定審議の進む国が20くらいあると言われています。

5分で未来世代法がざっくりわかる!動画を公開しています。よろしければごらんください。

未来世代法対話会

月に2回、「未来世代のことを考えるって、一体どういうことなんだろう?」という大きな問いかけから出てくるテーマを毎月出し合って、対話の場を作っています。

一人ひとりに大切にしたいこと、想いがあり、好きなことも得意なことも違い、それぞれにいろんな考えがあります。
いろんな意見を持った人と、それぞれの意見や違いを尊重し合いながら、自分もなるべく正直に、本心にあることを、飾らない言葉で話す。
それはとてもシンプルで簡単なことのようで、実際しようと思うとなかなかにむずかしい。
だから、安全を保つルールを共有して、練習をする場と思っています。

今のところの対話会のルールは、こんな感じです。

対話会の冒頭では、未来世代法についての説明も、短い時間でさせていただきます。

【今後の日程】

●6月:6/10(土)10:00-11:30、6/23(金)20:30-22:00

●7月:7/27(木)20:30-22:00

●8月:8/12(土)10:00-11:30、8/25(金)20:30-22:00

毎回、テーマとファシリテーターが変わります。

新しい記事

【国政の動き】

立憲民主党環境エネルギープロジェクトチームが、「将来世代委員会設置法案」をまとめ、議員立法による国会提出準備が進められています。

2022.12.19 東京新聞掲載の記事をお読みください。

日本で現在提出準備がされている法案は、国会内に民間人で構成された、未来世代のことを話し合う委員会を常設させる画期的なものです。
現在も国会内にいくつもの委員会があります(たとえば予算委員会や経済産業委員会など)が、それはみな国会議員で構成されていますが、それを民間人のみで設置するというものです。民間人による委員会は、過去に一度だけ時限的に設置された時があり、それは福島原発事故後に1年間だけ設置された国会事故調です。将来世代委員会法案は、この国会事故調をモデルにしています。

【市民の草の根の動き】

「私たちの手でつくる未来世代法」プロジェクトチームは、2022.7.14に ウェールズ未来世代法を日本に紹介された明日香壽川・東北大教授のお話しを聞いた翌日からはじまりました!
まだまだはじまったばかりの活動ですが、少しずつチームワークとプロジェクトを育み続けています。

コロナ禍はじまったチームなので、北海道から沖縄まで全国各地、そしてアメリカやヨーロッパで暮らされている日本人の方も入ってくださっている、完全リモート組織です。

徐々にチームが育つ中で、近い地域の人同士でグループを作り、ローカルな活動も芽生えはじめています。先行的には、京都や神奈川の逗子などが動きはじめています。

チームの活動内容としては、主に2軸の動きを大切にしています。

【未来世代法の制定を目指し、主に地方議会や議員に働きかけること】

【未来世代法をたくさんの方に知っていただくこと。希望を持ち、世界は自分の手で変えることができると体のそこから思う人を増やすこと】