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【開催御礼】9/26(火)ことばの焚き火・対話会「 いのちを真ん中に対話する:なんでも叶うとしたら 」

9/26(火)ことばの焚き火・対話会「 いのちを真ん中に対話する:なんでも叶うとしたら 」にご参加いただきましたみなさま ありがとうございました!

焚き火を囲んでみると
あぁ 叶っているのだ 生きているのだ 
ひとつの大いなるイノチなのだ ありがたし

という状態でした m(_ _)m
みなさま ご参加本当にありがとうございました m(_ _)m
(うっちー)

「参加された皆さんと、
未来世代法チームの内山さん、私とで、
映像であるけれど焚火の揺らぎを見つめながら、
浮かんでくる思いや言葉をそのまま口に出してみる。

何でもいい。
誰もジャッジはしない。いい悪いはない。
勝った負けたもない。正しいかそうでないかもない。

ただ、ありのまま。

未来を思う時はいつも、
視線は自ずと前を向き、
胸の内側に広がりを感じる。

そして焚火は、火は、炎の揺らぎは、
命の揺らぎと同期するんだな、と思う。
私は生きているんだなと思った。
みんな生きているんだなと思った。

まだ見たことのない未来、まだ誰も会ったことのない命、
過去に生きた命、そして今生きている私たち、
さらには地球上の全ての命もまた、
その揺らぎと物語を編んできたし、編んでいるし、編んでいく。

人々が大海原に繰り出していた大航海時代、
一番大切なものとされた水は船底に積んでいたと
聞いたことがある。
揺れている水は腐らないからだと。

その話を聞いた時、
あぁ、そうか揺らいでいいんだと思った。
気持ちが上がったり下がったり、
傲慢になったり謙虚になったり、
凪いだり落ち込んだり、
どんな風に動いてもどんな状態でも、
安定していても、不安定でもいい。
私たちの身体の7割は水なのだ。

揺れて凪いで、時に荒れて、また凪いで。
繰り返す命の揺らぎ。世界の揺らぎ。

未来世代法は、
幸福な命の在り方を法として護ることができる。
他国では既にこの法が存在することの意義を問いていきたい。

できるだけ沢山の人と一緒に考えていきたいなと思う。

(とよくみ)

アンケートから(抜粋)

火と言葉によって進化してきた人間社会の裏側にある人類の魂レベルの退縮への気づき

将来世代がもっと幸せに輝け!という視点から、「今」を生きるという「生き方」を贈ることがやはり大事だと改めて気づかせていただきました。

焚火を見ていると不思議と焚火のにおいを感じました。体感って面白いです。

本当に、言葉ではうまく言い表せないですが、確かな価値みたいなものを感じました。この価値が、将来世代にとっての、本当の価値なんだということを届けていきたい!あらためて、そう強く感じました!そうすれば、未来世代の子たちは、この価値が当たり前の価値として生きることができる。まさに、自然や地球や宇宙と一体に繋がる生き方が当たり前になっていく。わくわく止まりません。ありがとうございます。

「自分を見失ったら 火を焚きなさい」

自分を見失ったら
火を焚きなさい

そして
本当の自分を取り戻しなさい

そして
あなた自身の魂に火を点けなさい

そして
火を点けてくれた炭や酸素に感謝しなさい

そして
未来を輝かしなさい

それが本当のあなたです✨

(作:ハッピー尾崎)<その場で即興で発表いただきました!>

.

「火を焚きなさい」山尾三省
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山に夕闇がせまる
子供達よ
ほら もう夜が背中まできている
火を焚きなさい
お前達の心残りの遊びをやめて
大昔の心にかえり
火を焚きなさい
風呂場には 充分な薪が用意してある
よく乾いたもの 少しは湿り気のあるもの
太いもの 細いもの
よく選んで 上手に火を焚きなさい
.
.
少しくらい煙たくたって仕方ない
がまんして しっかり火を燃やしなさい
やがて調子が出てくると
ほら お前達の今の心のようなオレンジ色の炎が
いっしんに燃え立つだろう
そうしたら じっとその火を見詰めなさい
いつのまにか --
背後から 夜がお前をすっぽりつつんでいる
夜がすっぽりとお前をつつんだ時こそ
不思議の時
火が 永遠の物語を始める時なのだ
.
.
それは
眠る前に母さんが読んでくれた本の中の物語じゃなく
父さんの自慢話のようじゃなく
テレビで見れるものでもない
お前達自身が お前達自身の裸の眼と耳と心で聴く
お前達自身の 不思議の物語なのだよ
注意深く ていねいに
火を焚きなさい
火がいっしんに燃え立つように
けれどもあまりぼうぼう燃えないように
静かな気持で 火を焚きなさい
.
.
人間は
火を焚く動物だった
だから 火を焚くことができれば それでもう人間なんだ
火を焚きなさい
人間の原初の火を焚きなさい
やがてお前達が大きくなって 虚栄の市へと出かけて行き
必要なものと 必要でないものの見分けがつかなくなり
自分の価値を見失ってしまった時
きっとお前達は 思い出すだろう
すっぽりと夜につつまれて
オレンジ色の神秘の炎を見詰めた日々のことを
.
.
山に夕闇がせまる
子供達よ
もう夜が背中まできている
この日はもう充分に遊んだ
遊びをやめて お前達の火にとりかかりなさい
小屋には薪が充分に用意してある
火を焚きなさい
よく乾いたもの 少し湿り気のあるもの
太いもの 細いもの
よく選んで 上手に組み立て
火を焚きなさい
火がいっしんに燃え立つようになったら
そのオレンジ色の炎の奥の
金色の神殿から聴こえてくる
お前達自身の 昔と今と未来の不思議の物語に 耳を傾けなさい
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「びろう葉帽子の下で/山尾三省詩集」
(1993年、野草社刊)より
(当日 とよくみ朗読)

作:尾崎永季(おざきなぎ)さん

クラファンの終了まであと数日。
1,000円からのメニューもできて、ご支援頂きやすくなりました。

よりわかりやすいホームページ整備の為に使わせて頂きたく、
どうぞあと一押し、ご支援の程よろしくお願いいたします。
https://readyfor.jp/projects/futuregenerations

どんな時も、命が一番大切にされる世界でありますように。
#未来世代法

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