【未来サミットを考える】対話会、無事に開催終了しました。
ご参加の皆様、心を寄せてくださった皆様、本当にありがとうございました。
参加者のチェックインのあと、
国連とは、サミットとは、についての基本知識をみんなで確認しました。
国連憲章の前文が「われら連合国は」で始まっていることから、
国連自体があくまで先の対戦の戦勝国で作られているように感じて違和感があるという話が出ましたが、
実は、原文の英語では単に「 We the people・・・」となっており、
これを「われら連合国」と訳した日本語訳には、敗戦国である当時の日本(外務省)の意図が色濃く反映されているのではないかという話が衝撃的でした。
与えられている訳文で判断せずに、原文にあたることの大切さを思い知らされました。
また、人権の問題が国の最高裁までいっても救済されない場合の「国連への個人通報制度」について、先進国で批准していないのは日本だけだということにも驚きました。
日本の人権意識の低さについてはよく聞くところですが、こうしてみんなで少しずつでも勉強し、対話することで、少しでも意識を高めていくことが必要だなと感じました。
その後、2020年の国連75周年に出された「12のコミットメントの大切な提案」をみんなで交代で読み上げました。
https://www.unic.or.jp/files/Our_Common_Agenda_KEY-PROPOSALS-ACROSS-THE-12-COMMITMENTS_J_FINAL.pdf
すごく共感できる内容も多い一方で、よくわからない細目もあり、原文に当たることも含め、まだまだ勉強していく必要があるねとみんなで話しました。
私たちの手でつくる未来世代法日本版プロジェクトチームでは、
未来世代法について調べ、その法制化を目指すだけではなく、
私たちの意識の醸成や、歴史の研究や検証も必要だと感じています。
未来世代法対話会や未来世代法アカデミーで、引き続き取り組んでいきたいと思っていますので、ご興味のあるからはぜひご参加ください。
また、一緒に探求をすすめてくれるチームメンバーも募集していますので、
お気軽にメール等でご連絡ください。
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