2024年10/30(水)20:30~22:00
【未来世代 アカデミー#16】「万物の黎明をひもといて、国について考える」対話会
https://peatix.com/event/4156946/view
「万物の黎明」はかつて一世を風靡した、ハラリの「サピエンス全史」やジャレット・ダイヤモンドの
「銃と病原菌と鉄」に続く最近のポピュラーサイエンスのベストセラ―です。
本書は「ブルシットジョブークソどうでもいい仕事の理論」や「負債論」を描いた気鋭の人類学者デビッド・グレーバーと、考古学者ウエングローの共著で最新の考古学的研究で裏付けを取りながらこれまでの人類の歴史に知的なパンチを繰り出しました。
曰く
・ヨーロッパは「自由、平等」をアメリカ先住民族から学んだことを隠したのではないか
・人々が真に自由であったヒエラルキー(や不平等)のない社会が、有史以前に長く存在した可能性。
・いま使われている「国」というシステムが幻想にすぎないとしたら自由、平等を大切にし、互いに助け合う古来のネイティブ・アメリカンの精神はもしかするとかつて日本人がもっていたもの私たちと同じ文化的背景を持つものだったかもしれません。
2021年にアメリカとイギリスで出版された本書。大著であるため、触れられるのはほんの一部ですが
この、「万物の黎明」の最もコアで衝撃的な部分を少しだけ紐解いて「国」とはなにか
また、わたしたちが実は潜在的に持っているかもしれないともに暮らすことへの豊かな可能性についてみなさんと対話していけたらと考えています。
未来世代幸福法アカデミーゼロから学ぶ#16
「万物の黎明」をひもといて、国について考える
●日時:2024.10.30(水)20時半から22時
案内役:前川珠子(未来世代のためのWell-being法日本版プロジェクト)
参加費:カンパ歓迎!
開催はオンラインで。zoomを使います。
zoomへの入室は、申し込みされたPeatixページよりご入室いただけます。
お申し込みはこちらから▼
https://peatix.com/event/4156946/view
未来世代のためのWell-being法=Well-Being of FutureGenerations Actは、
2015年から英国を構成する国の1つ・ウェールズで施行されている法律です。
国や行政機関が政策を決定する際に、「その決定は今だけでなく、未来世代の幸福にもつながる選択なのかどうか?」をチェックし、レポートを毎年公表することを義務付けている法律です。
ここで「未来世代」とは、今を生きる若者たち、子どもたちばかりでなく、今まだこの世に存在していない、これから生まれてくる存在まで含めて、生まれてきて幸福に生きる権利を持っていること、それを可能にするための地球環境と、社会システムを作り引き継いでゆくことは、今を生きる私たち・現世代の責任であることを明記しています。
日本では、国政での議員立法の準備があり、私たち・未来世代のためのWell-being法日本版プロジェクトチーム(通称・ミラセダ)では、主に地方議会や議員のみなさまに向けて、未来世代幸福宣言、条例制定、(国への)意見書提出などの働きかけを行うとともに、広くこの法律の存在を知っていただいて、市民一人一人が主権者として希望を持ち、多様な願いを尊重し合い活かし合いながら、この地球という星で人間以外の生きものたちとともにこれからも生きていく暮らし方を作り出してゆけるよう働きかける活動をしています。
■ナビゲーター:前川珠子
未来世代のためのWell-Being法日本版プロジェクト コアメンバー。宮城県在住。東日本大震災復興途上の過労死で家族を失った経験から、過労死等防止対策推進法の制定に加わる。前過労死等防止対策推進協議会委員。のち限界を感じ活動の方向性を変更。Well-Beingの一環として働く問題をとらえるために未来世代法チームに合流。人も地球も持続可能な世界の実現を夢見ています。
■アシスタント:豊里 久美子
東京都在住。ゼロイチインストラクター。
教えないお絵描き算数教室 ゼロイチ東京下町教室主宰。
未来世代のためのWell-being法日本版 プロジェクトチームメンバー
対話の場を設え場を創りたい動機の一つに、安心安全のリソースは誰でもが「実は既に自分の中にある」
という事を、体感とともに気づき、共有したいという願いがある。
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