未来世代法アカデミー・ゼロから学ぶ #4
「今年の夏 暑かったよね、、、樹冠被覆率ってご存知ですか?」
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未来世代法は、国や公共機関が何を決めるときも、「それは未来世代(という長い時間軸の視点)の幸福につながる選択なのかどうか?」チェックとレポートの公開を義務付ける法律です。
とても広範なことを扱います。
なので、いろんな基礎勉強が必要だよねって思っています。
自分たちの世代、そして未来の世代が幸福でありますように、そう願わない人はおそらくいないだろうと思うのです。
そして、自分にも何かできることがあればって願う人もたくさんいるだろうと思います。
でも、実際にどうしていいかわからない。
知らないことがいっぱいありすぎるし、でも今更聞けないし、何からはじめればいいのか、、、
そんなたくさんの人たちと、共に学ぶ場を作ろうと思いました。
少しずつサクッと、ちょっと知ったり学んだりってことを安心できる場所にしたいと思っています。
今回のテーマ。
「今年の夏、暑かったよね、、、樹冠被覆率ってご存知ですか?」です。
今年の夏、、、ほんとに暑かったですよね、、、
身に危険を感じるほどの暑さを、誰もが感じた瞬間があったのではないかと思います。
そんな時、木の生い茂った木陰に入ると、なんと涼しいこと!
木陰があると、まず葉っぱの緑で癒され、まわりよりもちょっと 空気もきれいに感じられ、思わず深呼吸。
そして何よりも、ほんとに体感としてひんやり感じられるほど、木陰の冷却効果はすごいものがあります。
一方、とくにここ最近は、木が伐られてしまう、、、東京・神宮外苑の再開発など、街のオアシスが開発のため伐採され、裁判にまで発展する、大きなニュースになるものもありました。
みなさんの地域でも、「ここまで切らなくても、、、」と感じるほど、無惨にバッサリきられてハゲた街路樹が多すぎるとは思いませんか???
この問題って何なんだろう?って思って調べていたところ「樹冠被覆率」という言葉に出会いました。
この言葉 ご存知でした?
「樹冠被覆率」は、上空から撮影した写真を見て、その街がどれだけ葉っぱに覆われているかを数値化したものです。
ニューヨーク、パリなど欧米の各都市では、この樹冠被覆率を増やす政策がどんどんとられていますが、日本はなぜか逆。
来年の夏は木陰で暑さをしのげるように、今から来年の夏に向けて「街路樹を切り過ぎないで」と、それぞれお住まいの自治体に働きかけていきませんか?
今回の「ゼロから学ぶ」では、まず「樹冠被覆率とは何か」についてお伝えしたあと、具体的に自治体にどんなふうに働きかけるか、一緒に考える時間にできればと思います。
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■主催
私たちの手でつくる未来世代法日本版プロジェクトチーム
https://futuregenerations.jp/
■日時
2023年11月02日(木)20:30-22:00(日本時間) オンライン開催
■定員15名
■記録のため録画しますが録画の公開や欠席者への共有は予定していません。
ご了承ください。
■参加費:無料
ご寄付を歓迎します❣️
■今日の話題と情報提供
KIRA_Activism
兵庫県宝塚市出身。阪神大震災のあと出身地を離れ、以後ノマド体質となる。現在は京都在住。専門学校講師を経て、両親から引き継いだ会社と大きな借財を20代で引継ぐ。責任を終えた40代以降、オーガニックな暮らしと関係性の中で生きる。元NPO法人トランジション・ジャパン理事を経て、ソーシャル・パーマカルチャーアクティビストとなる。NPO法人グラス・ルーツ代表理事。未来世代法チームの言い出しっぺ。趣味は議員ウォッチと車中泊。
みなさまにお会いできること、楽しみにしています。
■お申込み:
https://zero-learning4.peatix.com/view
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