
3/6は春分を前に、「 季節の移ろいとギフトとしての生命を愛でる 」のテーマで対話の時間をすごしました。

陰陽図にあてはめてみると
冬至が真下でもっとも陰。暗闇。もっともな神秘。受胎。
そこから少しづつ明るくなり、形づくられ、昼と夜のバランスされる時が春分。
いよいよ闇から光へ、この世への誕生の時です。
それは 私自身が 世界へ ギフトされたということでもあります。
そして毎朝 あたらしく生まれ出ているということ。
毎朝昇る太陽、月の満ち欠け。
季節の移ろいや自然が織りなす地球のリズムや生命のリズム。
移ろい とは 生まれ、死に続け、再生しつづけているということ。
かけがえのない一瞬一瞬であるということ。
当たり前にありすぎて、普段あまり意識しない ありがたさ
そしてお互いに知らず知らずに影響をあたえあっている不思議。
それらを意識しながら、
贈り物=ギフトとしての生命(私自身もまた贈りもの・贈りごと)を見る・愛でる…といった視点で、
いろいろなお話をしました。

チェックアウトとアンケートの言葉から抜粋
「今までは地中にいたから全部つながってたんだけど
春になって外に出ると違いが見えてしまう
本当はつながってるんだけど
違うからなんか大変だな違うぞどうしようと反応してしまう
だからこそそれが逆に問われている
だからこそ対話したり、いろんなやり方でなんだろうと思う」
「「自然なもの以外残らない」という原研哉さんの言葉、
結構深いと思っている
「普通」という言葉はすごい便利なんだけど
世界一難しい言葉だなと思っている。
そこを認識しつつ
信じれるのは
何が自分として自然に感じるかどうか。
その感性を養いたい。」
「自然のものとどんどん工業化されていく、私たちの暮らし
バイオミミクリも思い出して
工業製品の中でも本当に使いやすいもの、長く使われるものって、
自然の仕組みや生き物の構造を取り入れて作られていて、
人の暮らしを助けてきているものがたくさんある。
節度を守るとか、領域を犯してはならない ということが
自然の中で人がこれからも生きさせてもらえる、
思い出さなきゃいけないことの一つなのかな
たまに思い出さないと壊れちゃいますね
今日もゆっくりできた時間だった。」
「生きものっていうのは重要
人工物じゃなくて、やっぱり、
そのものズバリのものが、いい
農業でいうと循環農業
循環していくことによって
そういう暮らしをすれば
人間が生き永らえていく。
人間は自然の中で生かされているという事で、傲慢であってはいけない。
未来世代に負荷を掛けずに暮らすことは大切であるという事を学び直した。」
「自分ができることしかできないな。
東電の役員が無罪になったというのが、ずっと1日引っかかっている
自然を壊していくのは、やっぱり人間なんじゃないか
人間の意識のあり方がすごく大事。」
「何でだろうって思うときの
この体感を、大事にしたい
ちゃんと感じてるってことを忘れないでよ。
言葉の定義が人によって違う、本当に違う
文脈を揃えるときに、
何があると揃うんだろうと思って、
それってやっぱり
体感とか、五感とか、なんじゃないかな
追記:
体感(嘘のないありのままの自分)を表現し合うことで自然な化学反応がおき、ゆくは集合的パッションが生まれていくんじゃないかな。人の命=体感・五感なんじゃないかなぁ…そこに肉付けして立体化させていくツールが言語領域なんじゃないかな。 思考や考えることは五感・体感を伴う必要が実はあって、それが則ち人格形成の一番の根幹なんじゃないかな。
人もやっぱり自然物、生き物なんだと思う。
私たち人類が持っている、
共通の大事なものって、やっぱり、
体があったり、体感があったり、五感があったり、
特に日本人、すごく大事にしてきた、民族
もちろん、日本人だけじゃないけれども
もともと
備わってもらってきているものを、
もう一度やっぱり、
ちゃんと握り直す
教えてもらうものが、
すごくいっぱい、
自然の中にあると思うし、
大事にしたいな、
っていうふうに、改めて思いました。」
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