【ゼロから学ぶ未来世代幸福法アカデミー。5月からは、本当に大事でみんなで考えたい問題に少しずつ向き合うためにバージョンアップしますよ!】
どんな未来を未来世代に引き継ぎたいか。
それは、現状を知り、在りたい未来を思い描き、どうしたらそこに行けるかをバックキャスティングで考える。
その「現状を知り、考えるベースをつくるための」場として毎月開催している、「未来世代幸福法アカデミー ゼロから学ぶ」。
10回めを迎える5月からは、1つのテーマを数回に渡ってシリーズ化する機会が多くなる予定です。
●まず、ゼロから知ること。
●その予習を踏まえて、専門の方から詳しいお話しを聞くこと。
●詳しいお話しを聞いた上で、どう思うかを話し、何ができるかを考える。
そんな3部構成を考えています。
だって、「ただ知るだけ」ではもったいないから。
願う未来は 自分たちで作れるって、本当に実感したいから。
テーマも、一人で向き合うにはちょっと躊躇してしまうこと。でも とっても大切で、誰もが「自分自身の問題であること」を取り扱ってゆきたいと思います。
5月、10回めのアカデミーのテーマは「放射性廃棄物/核ゴミ」を取り上げます。
「えー!そんなん私関係ないー」って思いましたか?
放射性廃棄物(核のゴミ)は、病院のレントゲン室などから出るものもありますが、ここでは 原子力発電所関連から出る廃棄物を特に取り上げます。
原発に賛成か/反対かに関わらず、およそ電気を使って生活するすべての人に関わることです。
放射性廃棄物の中でも、特に危険度の高い「高レベル放射性廃棄物」は、原子力発電所で使い終わった核燃料を再処理した際に発生する放射能レベルの高い廃液を高温のガラスと溶かし合わせて固体化したもので、国の方針として 地下300メートルよりも下に最終処分場を作るということになっていて、その最終処分場をどこに作るかということの調査と検討が進められています。
調査を受け入れている場所では、住民の意見が分かれて深い分断を生んでいます。
また、原子炉から取り出された使用済燃料を再処理工場で再処理するまでの間、一時的に貯蔵・管理したり、福島原発事故により生じた除染に伴い発生した土壌や廃棄物等を最終処分までの間、安全に集中的に貯蔵する施設=いわゆる「中間貯蔵施設」の問題もあります。
これらの放射能を帯びた廃棄物は、仮にいますぐ原発が止まったとしても、すでにたくさんの放射性廃棄物が日本中にたくさんあり、どうするのかという問題は必ず引き受けなければいけない問題です。
未来の世代に、少しでも安全を確保するにはどうしたらいいか。みんなで考える問題です。
一緒にゼロから、知りはじめませんか?
そして こわくても、みんなで一緒に考え始めてみる、をはじめませんか?
少しづつ、スコシズツ。一緒にはじめましょう。
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【未来世代幸福法アカデミー ゼロからまなぶ #10 放射性廃棄物/核ゴミ】
●ちょっと予習の日:5/17(金)20:00-21:30 オンライン
5/31に専門の方から詳しいお話しを聞く前に、ちょっと予習します。
はじめて聞くひと、何も知らないです でも大丈夫。
まったく知らない前提のウォーミングアップ時間です。
気楽に参加してください。
●専門の方から詳しくお話しを聞く日
:5/31(金)20:00-21:30(最大延長22:00)オンライン
講師:高野 聡さん(経済産業省特定放射性廃棄物小委員会委員、原子力資料情報室)
●お申し込み:5/17&31 両日参加、5/17のみ、5/31のみを選択できます。
下記Peatixよりお申し込みください。
https://peatix.com/event/3932193/view
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