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2023/3/10、17、31、4/21「レポート2030〜グリーン・リカバリーと2050年カーボン・ニュートラルを実現する2030年までのロードマップ」読み解き講座:「気候交渉力」を身につける!

「レポート2030〜グリーン・リカバリーと2050年カーボン・ニュートラルを実現する2030年までのロードマップ」というレポートがあります。

https://green-recovery-japan.org/

これは、2050年にカーボン・ニュートラルを実現するための、具体的かつ包括的なロードマップです。

このレポートには、2030年までの具体的かつ体系的な数値目標、投資額、経済効果(GDP追加額、エネルギー支出削減額、雇用創出数)、CO2排出削減効果、大気汚染対策効果(PM2.5による早期死亡者回避数)、政策、失業対策、財源などが示されています。

それだけに、これを一人で読み解くのはなかなかに骨が折れます。

そこで、このレポートを主筆された、明日香壽川先生にお願いして、このレポートを読み解けるようになる連続講座をお願いすることにしました。

このレポートを本当に使いこなし、人に向けて説明することができるようになる力を身につけることで、自分の暮らす自治体に対して、環境基本計画の改訂、温室効果ガス排出削減数値目標(NDC)引き上げの意見を、データをもとに交渉できる力を身につけ、「なんとなく」の話ではなく、具体的かつ説得力のある提案ができる力をつけることを目標にしています。

そうして、より確実に脱炭素を現実化してゆきましょう。

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【開催概要】

■講座名
「レポート2030〜グリーン・リカバリーと2050年カーボン・ニュートラルを実現する2030年までのロードマップ」読み解き講座:「気候交渉力」を身につける!

■日時(全4回)
3/10、3/17、3/31、4/21 いずれも金曜日
20時から22時まで

■開催場所:オンライン(zoomを使用します。URLはお申込みの方にお伝えします。)

■講師:明日香 壽川・東北大学教授

1959年生まれ。東京大学工学系大学院(学術博士)、INSEAD(経営学修士)。電力中央研究所経済社会研究所研究員、京都大学経済研究所客員助教授などを経て現職。専門は環境エネルギー政策。著書に『脱「原発・温暖化」の経済学』(中央経済社、2018年)『クライメート・ジャスティス:温暖化と国際交渉の政治・経済・哲学』(日本評論社、2015年)、『地球温暖化:ほぼすべての質問に答えます!』(岩波書店、2009年)など。

■参加資格:
1)気候変動/気候危機/気候正義に対しコミットを持ち、具体的なアクションをすでにしている人、もしくは活動をする意志を持つ人。

2)基本的に全4回に参加できる予定で日程を確保し、対面で会話ができる環境を整えることができる人。
ただし、全回に参加する意欲があるものの、活動その他の理由でどうしても出れない日程があり、録画などでキャッチアップしても参加したいという意欲が強い場合、その旨申込時に伝えてください(申し込みフォームに質問項目があります)。

3)この講座に参加することで、所属や地域、年齢を超えて、気候変動に対して共に動く横のつながりを作ることを望みコミットする人。

4)申し込みに際し、下記アンケートを提出すること
https://docs.google.com/.../1FAIpQLSdWJ8CdxNEFVM.../viewform

■この講座の目的
・このレポート2030は、原発ゼロにして2050年カーボンニュートラルを実現するためには2030年までに何をしなければならないかについて書かれたレポートです。
現在のGX政策=原発再稼働、運転期間延長等の政府政策を達成することを目標に書かれたレポートではありません。

・そのレポートの目的を踏まえ、このレポートの内容やデータの意味を理解し、自分の言葉で説明できるようになることを目的としています。

・同じ志を持った、ふだんの活動団体・フィールド・地域の異なるつながりができることで、より情報交換の幅が広がったり、表現する言葉の違いに触れることで語彙力が増すこと、つながり自体が広がることを目的としています。

・この講座の主催団体および明日香先生が進めている「未来世代法」についても知っていただくことで、気候変動/気候危機/気候正義ですでに活動している方達に、未来世代法という、未来世代の権利を明文化した法律が世界にはすでに存在していて、日本でも実効力ある法制化に向けて活動している人たちがいることを知っていただくことで、日々の活動のツールとして使っていただきたい、という目的もあります。

    

■参加費用:
無料。ご本人の状況において可能な場合、積極的に寄付を歓迎します。

    

■教材:
レポート2030をテキストとして使います。
下記ページよりダウンロードできます。
https://green-recovery-japan.org/pdf/japanese_gr.pdf

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