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🌟未来世代インタビューVol.2:高垣 慶太さん

広島出身。早稲田大学で学びながら、戦争や、原発を含む核問題に強く関心を持ち、精力的に活動しておられます。

Youth Community for Global Hibakushaでは、世界の核被害について、日本の若い世代で一緒に学んでいく取り組みもされています。

また、広島と福島をつなぎ、福島につながりのある方が 広島に行かれるときに、場や人をつなぐコーディネーターとしての役割も担っておられるとのことです。

二人の曽祖父が、共に広島と長崎で原爆救護に携わった医師で、その救護の過程でご自身も被爆をされました。

そのお話を聞いて育たれ、その経験を自分が語ることで、それが次の世代にも伝わってゆく必要があると考え、活動されているとのことでした。

今現在、特にフォーカスをあてて取り組まれていることは、今も世界に存在する核兵器について。

世界には、約12,512発分の核兵器が存在している。

広島・長崎に落とされた原爆は、今存在している核兵器からはおもちゃだと言われるほどの、強い威力をもつ核兵器が12,000発以上も存在している。

そして日本にも45トンの、核兵器に転用することのできる核燃料が存在している。

誰がいつどこで核兵器被爆の被害者になるかわからない世界に、私たちは生きている。

広島で被爆された先人のみなさんから、もぅ二度と こんな目にあう人たちが出ちゃいけない、繰り返してはいけないと聞いて育たれたことを、なんとか守っていかなくちゃいけないという思いを強く、そして大切に持って活動している。そのまっすぐで強い気持ちに心打たれました。

広島・長崎の原爆投下後も、2050回の核実験が行われていて、各地の先住民をはじめ、たくさんの方達が核実験による被爆を経験していることを知る日本人は、おそらく少ない。

昨年ウィーンで行われた、核兵器禁止条約第一回締約国会議にも参加された慶太さんに、世界の各被爆の現状をお聞きするとともに、その後のインタビューでは、慶太さんの奥にある 深い願いにそっと触れる時間を過ごしました。

続きは、動画でご覧ください。

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