科学者の描く未来予想図
〜私たちと地球の未来は、私たちの手で変えていくことができる〜
講師:伊勢 武史さん(京都大学フィールド科学教育研究センター准教授)
コンピュータシミュレーションで温暖化を予測している、伊勢先生。
気候変動の最新動向を、画像化されてわかりやすいコンピュータモデリングと解説で、
参加者と対話しながら、わかりやすく教えていただきます。
小学校高学年以上のお子さんなら、好奇心をもって、十分楽しんでいただける内容です。
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2025.1月、みなさま どんな年明けをお迎えでしょうか?
気候変動のことなんて、しばし忘れて過ごせるほど、楽しく賑やかなお正月でしたでしょうか?
年明けだからこそ、心あらたに これからの暮らしや、気がかりな社会課題に向き合われて過ごされた時間でしたでしょうか?
暑すぎた2024年夏、来年以降はどうなってしまうんだろう、、、と、いつまでも汗をぬぐっていたら、冷えは、ある秋突然に。
急に温度が変わり、とても身体がついていかないわ、、、と思われた方も少なくなかったのではないかと思います。
世界規模の、危機が喫緊に迫る大問題としての気候変動と、
忙しい日常の暮らしの中で、社会全体から感じる切迫感の希薄さに、戸惑うことが多い方も多いのではないかと思います。
新年 心新たに、この地球という星でどんなことが起きつつあるのか、今後どんなことが予想されているのか?について、
伊勢先生のコンピュータシミュレーションと、わかりやすい解説を通して、ゼロから学びます。
【プログラム】全体の時間は、14時から16時の2時間の予定です。
●はじめに:ご挨拶と、講座の目的と意図の説明
●伊勢先生のお話し(30-40分ほどの予定です)
●質疑の時間
●グループに分かれて話そう(ワークショップ:30分ほどの予定です)
●まとめの時間
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■講師プロフィール
伊勢 武史さん(京都大学フィールド科学教育研究センター准教授)
1972年生まれ。ハーバード大学大学院 進化・個体生物学部修了(Ph.D.)。
独立行政法人海洋研究開発機構特任研究員、兵庫県立大学シュミレーション学研究科准教授を経て、2014年より現職。
地球温暖化の最大要因は、大気中の炭素(二酸化炭素)の増加。
伊勢武史さんは、森林生態学とコンピュータシミュレーションを専門とし、
森に住む植物や微生物などによる炭素の放出・吸収(炭素循環)を研究しています。
伊勢先生の研究と思いがよくわかる、連載記事。
NATIONAL GEOGRAPHIC WEB版:Webナショジオ
Explorers in Japan:日本のエクスプローラー
伊勢 武史さん(生態学者)
「森から地球環境と生態系の未来を追求する」
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20141211/427954/
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■この講座は、お子さま連れでもご参加いただくことができます。
講座の内容は、主に大人の方に向けて作られておりますが、伊勢先生のお話はとってもわかりやすく好奇心が満たされるものなので、小学校高学年以上のお子さまでも、地球環境や気候変動に関心を持つかもしれないお子さまでしたら、十分に伝わる内容だろうと思います。
伊勢先生からは、「大人も子どもも、多様な人たちの間で 時折子どもさんの声も聞こえながら、みんなで楽しく過ごせる場を作れるといいですね」との言葉を受け取っています。
小さなお子さんを抱きながら、ベビーカーに乗せながら、また 「子どもと一緒に聞きたい、子どもと一緒にお話しを聞き 共に話したい、考えたい」という方のご参加を歓迎します。
ただし、託児等のご用意はなく、お子さまの様子を気にかける余裕を持たせたスタッフの配置はございません。
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主催団体:
未来世代のためのウェルビーイング法日本版プロジェクト/特定非営利活動法人グラス・ルーツ
WEB:https://futuregenerations.jp/
MAIL:office@futuregenerations.jp
TEL:090-5323-7721(河合)
この講座は、京都市 2050年CO2ゼロどこでもトークへの応募で実施されるプログラムです。
協力:エコ学区サポートセンター(公財)京都市環境保全活動推進協会
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