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【6/20夜:ロールプレイ・オンライン・ワークショップ】ご案内

もしも私の町の市長(町長)が、「核ゴミ文献調査を受け入れる」とある日突然発表したら、ワタシは。。。

お申し込みはPeatixから:
https://futuregenerations-academy10-3.peatix.com/view

未来世代法アカデミー ゼロから学ぶ。
#10 核ゴミ(放射性廃棄物)シリーズの3回目、一旦 核ゴミはこれで一区切りです。

放射性廃棄物(核ゴミ)の中でも、最も危険度の高い「高レベル放射性廃棄物」について、
日本政府は「地層処分」という方針を決定しています。
地層処分とは、地下300メートルよりも地下に、永久に埋めてしまうことで、「最終処分」と言われています。
その最終処分地をどこにするか、、、今は、北海道寿都町、北海道神恵内村の二ヶ所で3年近い月日をかけて、最初の文献調査が終わって報告書が出たところ。

そして新たに、佐賀県玄海町が文献調査に名乗りを上げました。

未来世代法アカデミー ゼロから学ぶ。核ゴミシリーズの最終回は、ロールプレイングをしてみます。
ロールプレイングとは、「役割(role)」と「演じる(play )」を合わせた言葉です。
「もし、あなたの住む町の市長/町長/村長が、ある日突然「我が町で、核ゴミ文献調査を受け入れる」と発表したら、その時ワタシは。。。」というシュミレーションをしてみます。

町の人口は2800人。
小さい町だけど、子育て世帯もいて、家の外に出れば だいたいみんな顔見知りの人です。
外から移り住んできた人もいるし、生まれてからずっとこの町に住んでる人も、一度都会に出たけれど、また戻ってきた人もいます。

核ゴミ文献調査は、文献の調査なので、環境を壊したりすることはありません。
しかも、ただ調査を受け入れるだけで、町には20億円の補助金が入ります。

その時 あなたはどうしますか、、、
町には、いろんな考えや意見を持ってる人がいます。
そして、ご本人も ご家族も、いろんなつながりの中で生きています。
そしてもちろん、文献調査だけで済むならそれでいいですが、本当に受け入れることになったら、天然のウランと同じくらいの数値まで放射能レベルが落ち着くのさえ、10万年かかると言われています。
子どもたち、またその子どもたち、また次の、、、数えきれないほど先の代の人たちや、動物や植物たちに、今そんなこと決めてしまっていいのでしょうか、、、?????

みんなでいっしょに「その気になって」役割を演じながら、話してみましょう。
どんなことが起こるかな、、、


未来世代幸福法アカデミーゼロから学ぶ
#10 核ゴミシリーズ 3回目 ロールプレイ・オンライン・ワークショップ


『もしも私の町の市長/町長が、「核ゴミ文献調査を受け入れる」と、ある日突然発表したら、ワタシは。。。』



●日時:2024.6.20(木)20時から21時半(最大延長22時)

お申し込み:
https://futuregenerations-academy10-3.peatix.com/view

【放射性廃棄物とは】

放射性廃棄物(核ゴミ)とは、原子力発電所の運転や研究開発、医療現場などから出る、放射性物質や放射線を利用することで出る廃棄物のこと。

放射能レベルの低い「低レベル放射性廃棄物」と、放射能レベルの高い「高レベル放射性廃棄物」の2つに大別されます。
今回のロールプレイでは、放射性廃棄物の中でも最も危険度の高い、原子力発電所で発電を終えた後の廃液=高レベル放射性廃棄物を取り扱います。

原子力発電所で発電を終えた後の廃液は、廃液とガラスを合わせて固め、ステンレスなどで何重か保護した容器に詰めて、地下300メートルより下に永久に埋めてしまう「地層処分」という方法をとることを、日本政府は方針として決めています。
日本全国の原発から出た最も危険なゴミを、どこか1箇所を選び永久に埋めてしまうということです。
そのための場所選びの調査が行われていて、さらに調査を受け入れてくれるところを、今も探しています。

原子力発電所は、「トイレのないマンション」なんてよく言われます。
放射能が安全な数値に落ち着くまで10万年もかかるという危険さなのに、どこで処分するかも決まらないまま、どんどん再稼働を推し進めています。

この時間では、原発に賛成/反対という議論は扱いません。
ただ ゼロから「放射性廃棄物」について学びます。


未来世代に どんな地球を残したいか。
そう考えるとき、ただやみくもに 賛成/反対と口にする前に、
ちゃんとゼロから知ろうとしてみる。
知らないこと、わからないことをそのままにしない。
その上で 自分の頭で考える。
そんな"ことはじめ"にしたいと思っています。

みんなで知ろう、をはじめよう。


未来世代のためのWell-being法=Well-Being of FutureGenerations Actは、
2015年から英国を構成する国の1つ・ウェールズで施行されている法律です。

国や行政機関が政策を決定する際に、「その決定は今だけでなく、未来世代の幸福にもつながる選択なのかどうか?」をチェックし、レポートを毎年公表することを義務付けている法律です。

ここで「未来世代」とは、今を生きる若者たち、子どもたちばかりでなく、今まだこの世に存在していない、これから生まれてくる存在まで含めて、生まれてきて幸福に生きる権利を持っていること、それを可能にするための地球環境と、社会システムを作り引き継いでゆくことは、今を生きる私たち・現世代の責任であることを明記しています。

日本では、国政での議員立法の準備があり、私たち・未来世代のためのWell-being法日本版プロジェクトチーム(通称・ミラセダ)では、主に地方議会や議員のみなさまに向けて、未来世代幸福宣言、条例制定、(国への)意見書提出などの働きかけを行うとともに、広くこの法律の存在を知っていただいて、市民一人一人が主権者として希望を持ち、多様な願いを尊重し合い活かし合いながら、この地球という星で人間以外の生きものたちとともにこれからも生きていく暮らし方を作り出してゆけるよう働きかける活動をしています。


■ナビゲーター:KIRA_Activism
未来世代幸福法日本版プロジェクト主宰。京都市在住。

持続可能な暮らし方やコミュニティの在り方を模索しはじめて15年くらい。

コミュニティを作り、農的な暮らしをする活動をしていましたが、
政治や気候危機など、社会課題に喫緊のスピードで対応する必要を感じるようになり、
政治や法律に意識が強く向くようになっていた頃、未来世代のためのWell-being法に出会いました。

■アシスタント:豊里 久美子
東京都在住。ゼロイチインストラクター。
教えないお絵描き算数教室 ゼロイチ東京下町教室主宰。
未来世代のためのWell-being法日本版 プロジェクトチームメンバー

対話の場を設え場を創りたい動機の一つに、
安心安全のリソースは誰でもが「実は既に自分の中にある」 という事を、
体感とともに気づき、共有したいという願いがある。

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