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未来世代法アカデミー ゼロから学ぶ。
#11 人権って何だろう?ちょっぴり、ざっくり考える

みなさんは「人権」について考えたことがありますか?
令和元年までの人権週間の法務省のポスターには

「考えよう相手の気持ち
未来へつなげよう 違いを認め合う心」

                 
というコピーが何年かにわたって(確認できたのは9年間)使われていました。
これは今は改定され令和2年から


「誰かのことじゃない」

と言うコピーに変わっています。
なぜこの人権啓発ポスターは
変わったのでしょう。

人権ってほんとうは
どういうもの?

例えば子ども食堂。


今お腹が空いている子供たちに、ご飯を思いっきり食べさせてあげたい。
それはとても大切で美しいこと。
だけど、子どもの空腹な日々は、明日も明後日も続いていく。

子どもの貧困って、
子どもだけの問題だろうか?

時代の変化とともに、私たちのニーズは変わっていきます。


例えば公害。

1958年、高度成長期のはじまりには
「この天の虹」という、公害礼賛映画が作られていました。
製鉄所から流れる黒煙が、戦後の復興を告げる希望の七色の虹である
という映画です。
(この映画を撮った木下監督は昭和の名監督で、
「楢山節考」で数々の賞も獲得しています)


でも公害は規制する必要があると後にわかり
1968年に大気汚染防止法が成立。
状況はかわっていきました。

「健康で文化的な最低限度の暮らしを営むこと」
は、現在の憲法で保障された
基本的人権のなかの生存権にあたります。


子どもの貧困の問題にも
子どもだけでなく
養育する親や彼らを包む社会で
どこか「人権」が損なわれるようなことが
起きているのかもしれない。

わたしたちの権利、「人権」ってなんだろう?
いまひとつ解像度が低いこの「人権」と言う概念について

みんなで、さくっと
人権概念のアウトラインを探っていく時間を
持ちたいと思いました。

人権、とはどんなもので
人権を尊重する、というのはどういうことなのか。

漠然とした「人権」を
わがままを透すとかではなく、
皆が幸せに暮らすツールとしてとらえていけたら。


いまひとつよくわからない「人権」について
一緒に考えてみませんか?


☆お申込み:Peatixより「チケットを申し込む」を選択ください。


人権って何だろう?ちょっぴり、ざっくり考える〜未来世代法アカデミー ゼロからまなぶ #11 | Peatix





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未来世代幸福法アカデミーゼロから学ぶ”11
人権って何だろう ~ちょっぴり、ざっくり考える

●日時:2024.7.28(日)20時から21時半(最大延長22時)

案内役:前川珠子(未来世代のためのWell-being法日本版プロジェクト)

参加費:無料・カンパ歓迎!

開催はオンラインで。zoomを使います。
zoomへの入室は、申し込みされたPeatixページよりご入室いただけます。


記録のため録画します。 録画の公開や欠席者への共有は予定していません。ご了承くださいませ。

■ナビゲーター:前川珠子
未来世代のためのWell-Being法日本版プロジェクト コアメンバー。宮城県在住。東日本大震災復興途上で家族を失った経験から、当事者団体設立、過労死等防止対策推進法の制定に加わる。社会システムの持続不可能性を体感し活動の方向性を変更。
Well-Beingの一環として働く問題をとらえるために未来世代法チームに合流。人も地球も持続可能な世界の実現を夢見ています。

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