「未来世代法ができたらどんな未来になるだろう?」
「未来世代法」ができたら、今生きてる人も、これからうまれてくる未来の人も、動植物を含めた地球環境も、みんなが幸せでいられる未来をつくることができます。
自分たちの幸福を満たしながら、未来世代の幸せにもつながる選択をすることで、永続的な地域社会、国、地球環境をつくっていくことができます。
未来世代法は、2015年からイギリス・ウェールズで実際に施行されている法律で、今を生きる若者たち・子どもたちのみならず、これから生まれてくるいのちまで含めて幸福に生きる権利があることを認めた世界ではじめての法律です。


未来世代法(Well-Being of FutureGenerations Act)は、「法や政策を策定する際に未来世代の権利を考慮すること」を義務付ける法律で、2015年に英国ウェールズで施行されました。その後、約12の国で同様の法律の制定を目指す動きがあります。
ウェールズ未来世代法の大きな功績は、成功を測る方法を根本的に変え、GDPではなく幸福度などに基づいて進歩を評価することに貢献したことです。
例えばウェールズの「国の7つのウェルビーイング目標」の1つの「繁栄するウェールズ」を、ディーセント・ワークと低炭素社会を実現するウェールズと定義しています。
未来世代法を5分でさくっとわかる動画をつくりました。よろしければご覧ください。

「私たちの手でつくる未来世代法」では、主に5つの柱で活動しています。
❶イベントや学習会の企画・運営・実施
❷ウェールズや日本、世界の事例などの紹介
❸地方議会・議員への働きかけ、ロビー活動
❹暮らしの中から意識を変え、それぞれの今いる場所でできることの提案
❺自治体、議員、企業向けの研修、ワークショップの提供

みんなが幸せでいられる「未来」のために「今」できること
2.未来世代のために活動に参加する。


よりよい明日のために、今日行動する。
Acting today for a better tomorrow
●「未来は、次の世代のものである」という意思のもとに、私たちの子供や孫やさらに続く未来世代が、健やかに人生を全うすることのできる環境や世界を、みんなでつくる。
●未来の時間のなかに、彼らの笑顔が輝いていることを願うと同時に、古の祖先である私たちが、彼らの幸福を祈っていたことが、具体的に伝わるような活動を、行っていく。
●国政での「未来世代委員会設置法」成立を目指し、国会での動きを応援し、広報その他後方支援をする。
●草の根の市民活動としては、地方自治体単位に「未来世代宣言」制定を目指し、働きかけを行う。
4.自分たちと未来世代のために行動する。


未来世代のために暮らしの中でできるちょっとしたことからはじめてみませんか?
現役世代や子育て世代、シニア世代、それぞれの立場でできることがあります。また、企業や行政に声を届ける、政治家に会いに行くといったことを通して、私たち自身が暮らしている地域社会をもっと暮らしやすくすることが、未来の世代が生きやすく、選択肢をもって生きることができることにつながります。
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