ウェールズが1997年に独立した自治権を獲得したあと、国全体で持続可能であるためには、「今までとは生き方を変える」必要があると考えました。
生き方を変えるためには、国民一人ひとりが、何があれば安心して幸福に暮らすことができるかを問い直すことからはじめました。

大規模なタウンミーティングやアンケート調査が実施され、国や行政機関の方は、それぞれの街に出かけて行って、市民と話をされたとのことです。

そうしてみんなで、「ウェールズの7つのウェルビーイング目標」を決めました。

国や行政機関は、この7つのウェルビーイング目標すべてに最も貢献できる仕事をすることが、ウェールズ未来世代法で義務づけられています。

豊かなウェールズ
革新的で生産性の高い低炭素社会。それは地球の環境容量の限界を認識した社会であって、気候変動対策を含め、資源を効率よく比例的に用い、技能を持ち十分に教育を受けた労働人口を育成し、富を生み、雇用機会を提供し、人々は生み出された富を働きがいのある人間らしい仕事(ディーセントワーク)を確保しつつ活用する社会である。
社会的体制のある(レジリエントな)ウェールズ
生物多様性に富む自然環境を維持し、向上する国。健全に機能する生態系を持つ。社会的、経済的、生態学的な耐性(レジリエンス)と、変化〔気候変動〕への適応力を支える。
より健康なウェールズ
人々の心身の健康が最大限に保たれ、将来の健康に資する選択や行動が理解される社会。
より平等なウェールズ
背景や状況(社会経済的背景や状況を含む)にかかわらず、人々が自らの可能性を十分に発揮できる社会。
コミュニティが機能しているウェールズ
魅力的で持続可能、安全かつ交通の便が良い地域社会。
活気ある文化と活発なウェールズ語を持つ
文化、遺産、ウェールズ語を促進し保護し、人々が芸術、スポーツ、レクリエーションに参加することを奨励する社会。
グローバルな責任を果たすウェールズ
地球規模で責任あるウェールズ。ウェールズの経済的、社会的、環境的、文化的ウェルビーイングを向上させるあらゆる施策において、その施策が地球規模のウェルビーイングや変化(例えば気候変動)への適応能力に積極的な貢献をもたらすかどうかを考慮する国家。

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