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2024年9月13日に開催された、
世界の人々の「ことば」から平和を考える
〜未来世代法アカデミー ゼロから学ぶ #13 の開催報告です。

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未来世代法アカデミー ゼロから学ぶ
この学びの場にアシスタントとして入っているとよくみです。

スピーカーのマリーさんからお話しをお聴きしたのは実は初めてではなく、
さらに全く知らない内容だったわけでもなかったのに、
今回のお話しをお聴きして、初めての不思議な余韻を感じました。
それはまるで帯のようだ、と思いました。

マリーさんを通して聴かれる戦地に住む人々の声、願い、希望。
そして表には立ってはいない悲しみや苦しみ。じわっと、重かった。
様々な思いが、願いが、その人の言葉としてダイレクトに伝わってくる。
記号ではない言葉。そこに血肉があることを感じられる言葉たち。

橋渡しをしようと思ったという若かりし頃のマリーさんの静かな決意。
現地で過ごし感じながら、声を聴き、繋げ、私達にも繋げてくれた。
帯のような時間、帯の模様のような人々の思い。
その色々に思いを馳せた時間でした。

そして聴かせて頂いた声、言葉たちについて、これは果たして対岸の話しだろうかと
考えた時、この国での自殺者数、特に若者の自死が多い事実が思い浮かんできました。
状況は全く違えども、今の日本もある意味では戦時中なのではないだろうか。
そうであるならば、誰にどんな攻撃を受けているのだろう。
その他たくさん、etc…etc。。様々な思いが浮かびました。

………………
実は私は昔からハリールジブラーンが好きで、
その昔、自分で紙に清書して部屋に貼っていたことがありました。
なぜあの時期あんなにあの詩に惹かれたのか、自分の心も紐解かれた瞬間がありました。
アラブの言葉、アラブ文学を通じて、世界をもっと知りたいなと今思っています。

世界のどこを見ながら生きていくのか、
夢を持つこと、
夢がかなう平和な世界、
アラブの文学、
繋がるとはどのようなことか、
心が再生された瞬間。

そして、声を聴くこと。
受け取ったものが沢山あります。

………………
マリーさん
声を届けてくれてありがとうございました。
そしてマリーさんに声を託してくれた遠いところに住む皆さんへ。

皆さんの安寧を、心から祈ります。
祈るだけでは変わらないかもしれない。
でも祈りがなければ変わらないと思っています。

祈って、何かできる事を探して、見つかったら周りに伝えて、そしてやっていきたいと思います。

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